最近は、単元未満株といって1株から注文できる銘柄が増えてきました。
はじめに|たった5株でも意味がある買い増し
本日(2025年6/24)、三洋化成工業(4471)を5株だけ買い増ししました。
一見すると少なく感じられるかもしれませんが、
この「5株」には私なりの納得した理由があります。
今回は、配当利回りや財務状況、そして「連続増配ではない」という注意点も含めて、
この慎重な買い増しについて記録しておきます。
投資判断は「4つの情報源」に限定しています
私の高配当株投資では、使用する情報源を以下の4つに厳密に限定しています。
この4つの情報源をChat GPTに読み込ませて、分析します。
- ✅ 決算短信(一次情報として最重視)
- ✅ 株探(速報性・予想データに強い)
- ✅ バフェットコード(収益性・ROEなど定量指標に優れる)
- ✅ IRバンク(10年分の実績データが分割後で整備されている)
この制限は、情報の整合性を守り、感情や憶測の混入を防ぐためです。
SNSやアナリスト予想、掲示板などの情報は一切使用しません。
**「使わないことで判断の質を守る」**という方針です。
計算は、Chat GPTに指示して、Python(パイソン)でします。
Pythonはプログラミング言語で、「正確な計算」がとても得意です。
人間よりも速く、正確に、大量の計算をこなせるのが最大の強みです。
PythonをChat GPTと組み合わせ使うことで、分析計算の強い味方になります。
今までは複雑な専門知識がないと使えなかったPython(パイソン)が、私たちの手の届く時代になりました。
三洋化成を選んだ理由:高配当 × 財務の堅さ
高い配当利回り (2025年6/24)
- 株価:3,620円
- 年間配当:170円
- 実績利回り:約4.70%
→ NISAならフル受け取り可能。
財務健全性も優秀
指標 | 数値 | 評価 |
---|---|---|
流動比率 | 約280% | 超安全圏 |
自己資本比率 | 76.8% | 非常に良好 |
現金同等物 | 約240億円 | 配当支払余力あり |
なぜ「5株だけ」買ったのか?
平均取得単価を下げ、YOC(Yield on Cost)を改善
私はすでに三洋化成を8株(平均3,904円)で保有していました。
今回5株買い増すことで、平均取得単価は約3,777円に下がり、YOCも改善。
保有株数 | 平均取得単価 | 年間配当 | YOC(税引前) |
---|---|---|---|
8株 | 3,904円 | 1,360円 | 4.35% |
13株 | 約3,777円 | 2,210円 | 4.61% |
→ たった5株でも、数字として効果が出る買い増しです。
YOC(Yield on Cost)とは、「購入時の価格に対する現在の配当利回り」です。
たとえば、1株1,000円で買った株が、今では年50円の配当を出していれば、
YOCは 5%(=50円 ÷ 1,000円) となります。
📌 「あなたが払った価格」に対する配当利回りなので、長く保有して増配されるほど、YOCはどんどん上がっていきます。
過度な集中を避け、他銘柄への余力を残す
「高配当株は分散してこそ効く」と考えているため、
三洋化成に偏りすぎず、慎重に段階的に増やす方針を取っています。
ただし…連続増配ではないことには注意
三洋化成は、配当が**4期連続で据え置き(170円)**です。
年度 | 配当 | EPS | コメント |
---|---|---|---|
2022〜2025年 | 170円 | 赤字 → 黒字回復 | 減配せず維持 |
2026年(予) | 170円 | EPS361円 | 増配予定なし |
→ EPSが回復しても配当を据え置く方針は、増配志向の投資家にはやや物足りない点です。
今後の方針|「小さく積み上げる」買い増し戦略
今回は5株ですが、状況に応じて**+5株、+10株と分けて買い増し**をしていく予定です。
「焦らず、でも機を見て着実に
これが「種まき配当」の投資スタイルです。
まとめ|四情報源に絞り確実に
- ChatGPTに与える情報源は「決算短信・株探・バフェットコード・IRバンク」の4つのみに限定
- EPSは伸びていても配当は据え置き=慎重な姿勢
- だからこそ「今日は5株だけ」の買い増しが納得できる一手
たった5株でも、私にとっては意味のある「種まき」です。
丁寧に種を蒔き、配当の芽を育てていきましょう。
経済的な自由は、心の自由の基礎になります。
時間をかけて配当金を育てて行きましょう。
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