ChatGPTと人間の役割分担|IRバンク・株探・バフェットコードの使い分け方針を整理しました

いつも「種まき配当生活」をご覧いただきありがとうございます!
私自身、ChatGPTを使った日本高配当株分析を始め半年ほどが経ちますが、分析の方法を日々どんどん工夫してきてよりわかりやすくなって来ています。

最近また、分析方法が進化して来ています。

今回は、銘柄分析の際のChatGPTと人間の役割についてお伝えします。

目次

これまでのAI運用と課題

以前は、ChatGPTに株探やバフェットコードのURLを読み込ませ、補足情報・クロスチェックとして活用していました。

しかし、URLを読み取りさせると、ChatGPTが指定していない、他のリンクやサイト・SNSなどの予想値を誤って参照してしまうリスクがありました。

ChatGPTに質問したところ、より良い情報を与えようと、頑張って検索しちゃう性質があるからとのことです。

今後の方針:PDFを中心にした一次情報の活用

そこで今後は、以下のように運用体制を明確に変更しています:

情報源 ChatGPTに渡すか ChatGPTの扱い方 私の扱い方
決算短信(PDF) ✅ 渡す 正式な数値分析の根拠資料 必要に応じて並読
有価証券報告書(PDF) ✅ 渡す 配当方針や長期財務の補強に使用 補足的に目視確認
株探 ❌ 渡さない ChatGPTは一切使用しない 配当利回りや株価指標をざっと確認
バフェットコード ❌ 渡さない ChatGPTは一切使用しない 長期グラフやROEなどを目視確認
IRバンク ✅ 渡す グラフ以外の数値表のみ分析 グラフを目視で確認し傾向把握

IRバンクの使い方:グラフは人間、数値はChatGPT

IRバンクはとても優れた情報サイトです。特に、10年分のEPSや配当、自己資本比率などの推移がグラフで一目瞭然なので、私は日々の分析で「視覚的な傾向把握」に活用しています。

一方で、ChatGPTはグラフの情報を読むのが苦手です。
グラフは画像として処理されるため、目盛りの誤読や年次の取り違えが起きやすく、誤った数値を導きかねないからです。

したがって、ChatGPTには次のように指示しています:

「IRバンクのURLを渡すが、グラフは読まず、数値データだけを分析に使ってください。

このように、

  • グラフで全体傾向を掴むのは私の役割
  • 数値で分析するのはChatGPTの役割

という分担で進めています。

株探とバフェットコードはどう使うの?

これらのサイトは非常に便利で、今後も私自身が確認用に活用します。

株探では:

  • 配当利回り(実績・予想)
  • PER/PBRの目安
  • EPS
  • 配当金の推移
  • 最新の決算短信のリンク

バフェットコードでは:

  • ROE・ROAの長期推移
  • 営業利益率のグラフ
  • キャッシュフロー比較

ただし、ChatGPTには今後一切これらのURLを与えません。
あくまで、信頼できる一次情報をPDFでファイル添付する方針です。

まとめ:人間とAIの得意を活かす運用へ

高配当株の長期投資は、一貫した分析ルールと、情報の正確性が命です。

今回の方針変更は、ChatGPTと私自身がそれぞれの強みを活かし、補完し合う体制を築くためのものです。

  • 人間の目でグラフや違和感をチェック
  • ChatGPTは一次資料(PDF)だけをもとに数値分析

この分担によって、より透明性があり、整合性の取れた判断が可能になります。

引き続き、「種まき配当生活」をどうぞよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

種まき配当生活

種をまき、花が咲き、果実が実るように。

このブログは、ChatGPTを相棒に、日本の高配当株投資を学びながら、配当という名の「お花や果実」をゆっくりと育て、静かに収穫していく過程を発信しています。時間をかけてゆっくり丁寧に育てる姿勢を大切にしています。

Today is the first day of the rest of my life.
今日が残りの人生、最初の日。

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